上機嫌、だったんですけど。
まだ食べてねえんだなコレが。
ゆずぽん、ゆずドリンク、ゆず胡椒、皮や果汁の入った各種ゆず料理。
加工・調理されたゆずを口にする機会は多かったけれど、いざその果実を目の前にして初めて己の無力さを知りました。
豚に真珠。真崎にゆず。
食べ方がさっぱり分からない。
困ったので、高知の友人にゆずの食べ方を聞いてみました。
真崎「ねぇ」
友人「ん?」
真崎「ゆずって、ミカンみたいに皮むいてそのまま食べていいの?」
友人「素人は、たぶん苦くて死ぬよ」
死ぬらしいです。
友人「ゆずは味そのものより香りや風味が魅力だから」
真崎「ほう」
友人「皮を料理に入れたり、加工して調味料にしたりするのがいいと思うよ」
真崎「たとえば?」
友人「たとえば」
1. ゆずジャム
(参照ページ・レシピ:https://cookpad.com/recipe/4847668)
ジャムって自分で作れるんですね。
料理から遠い人生を歩んできたので、「手作りジャム」と聞いただけで感動します。
ゆず、砂糖、水。
材料は意外と少なくお手軽。
煮たり撹拌したりと手間はかかりそうですが、一度でたくさん作れて長く楽しめそうです。
手作りのゆずジャムをパンにつけてモーニング。
ハローていねいな暮らし。
2. ゆず胡椒
(参照ページ・レシピ:https://cookpad.com/recipe/4795450)
ゆず胡椒って自分で作れるんですね(2回目)
サラダやドレッシングに使っていたゆず胡椒。
炒め物やスープ、パスタなどに入れてもおいしいそうな。
3. ゆずティー
(参照ページ・レシピ:https://cookpad.com/recipe/2423503)
いい香り、ほどよい甘さ。
身体がぽかぽかしそうなドリンクです。
4. お漬物
(参照ページ・レシピ:https://cookpad.com/recipe/4843376)
お漬物大好きマンなわたしに嬉しいレシピ。
いろんな野菜がゆず皮・果汁をコラボして、風味豊かであっさり美味しい浅漬けができるみたいです。
大根、冬瓜、キャベツやカブ。
いろんな材料で作れそう。
5. ゆず鍋
ゆずと白菜と鶏肉があれば成り立つらしい、冬の最強シンプルメニュー。
写真のお鍋は、鶏塩ベースのスープに白菜と鶏肉をぶっこんで、その上から「親の仇かな?」ってくらい執拗にゆずの輪切りを乗せている状態です。豪快だ。
ゆずの香りに癒されながら、身体も温めてもらえて至れり尽くせり。
ゆず鍋のシメは「キムチと炭水化物ときどきチーズ」が最高らしいです。
響きが飯テロ。
そして私は、ゆず鍋を作りました
教えてもらった5つのゆずメニュー。
その中でも、簡単かつ食欲ダダそそりな「ゆず鍋」を作ってみることにしました。
北川村でいただいたゆずを、さっそく一刀両断。
ほわぁぁぁぁ~~とゆずのいい香りが溢れ出します。
ゆずの輪切り、からの。
どっぱーん。
豪快にゆず投入。
ひとり用土鍋に、ゆずのサイズが絶望的に合っていない。
力士の入浴かなって勢いで、鍋からスープが溢れ出しそうです。
「適当に入れてもオシャレな雰囲気を醸し出してくれる」
ゆず活ブログには確かにそう書いていたのだけど、これがオシャレだと言うなら革新的すぎてついていけない。
見た目はともかく、香りは徹頭徹尾サイコーでした。
「ビールにゆず果汁と皮を入れると、美味しいゆずビールになる」
そんな情報もキャッチしたので、やってみました。
コレもコレとてまったくフォトジェニックではないですが、とりあえず間違いなく美味しかったです。高知とゆずに乾杯。
ゆず鍋は、はいはいハイハイもう言わずもがなめっちゃ美味い。
美味ーーーーい。
あっさりスープとゆずの酸味は相性ばっちりです。
白菜にネギにシメジに豚肉。
みんな美味しくなったなぁ。
ありとあらゆる料理にホイホイと派遣されては魅力を引き立てるゆず、めちゃくちゃ優等生じゃないですか?
鍋のシメは麺派。
あっさりスープにはやっぱりうどんです。
追加のゆず皮をちらして風味も復活。
推定2人前の鍋を食べたあとでも、ペロリと1玉たいらげました。
20代もすでに後半。
胃にやさしい料理は正義。
北川村で育った立派なゆずっこ。
1ヶ月半越しに、おいしくいただくことができました。
誠にごちそうさまでした。
ジャム、ゆず胡椒、ゆずティー、お漬物、ゆず鍋。
それ他にもいろんな料理の付け合わせや、なんなら輪切りしてお風呂に浮かべる「ゆず風呂」という使い道もあるみたいです。用途が無限大。
またゆず果実を手に入れる機会があったら、別の使い方にチャレンジしてみるかもしれません。
調味料はたぶん、買います。
めんどくさがりですいません。
※関東の方は「まるごと高知」で買ってください。