土佐清水市が生産量日本一を誇る宗田節(そうだぶし)を知っていますか?
土佐清水市で獲れるソウダガツオ(めじか)を原料とした節で、風味が高く濃厚なだしがとれることから、古くからプロの料理人に親しまれています。
鰹漁と鰹節加工が高知に広がった17世紀ごろ、県内で作られてい「土佐鰹節」の中でも、土佐清水で作られた「土州清水節」は品質が高く、文政5年(1822年)の「諸国鰹節番付表」では東の大関(最高位)とされ、依頼、最高級の献上品となりました。
その高い技術を使ってソウダガツオを使い宗田節の製造が始まったのが、昭和30年頃。すぐに土佐清水市の基幹産業に成長しました。
だし文化の衰退とともに、宗田節産業も縮小する中、宗田節を盛り上げようと、土佐清水市の宗田節関連業者、漁協、観光協会、商工会議所らで作ったのが、「宗田節をもっと知ってもらいたい委員会」です。高知県内外のイベント出店や、地元小学校の食育授業などを行なっています。
土佐清水市の「宗田節」紹介ページ
https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/2014121500026/